カブ隊


ごあいさつ


カブ隊 隊長 鈴木令子


カブ隊長として今年で3年目をお引き受けすることとなりました。

浦山副長、小野副長、前田弦貴副長、中副長とともに今年もより楽しい活動を計画していきます。どうぞよろしくお願い致します。

ボーイスカウト運動が1907年にイギリスで始まってからおよそ10年後、より年少の青少年のための活動「カブスカウト部門」が始まりました。そのときにイギリスの創始者ベーデン・パウエルがカブスカウトハンドブックに書かれた始めの言葉とカブ隊のさだめが深く心に沁みるので以下皆様と共有したいと思います。
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はじめのことば

こどもは、みな、オオカミのこどもようのような、ものすごい食欲をもっているものです。この本は、ある1匹の年寄オオカミが、わかいオオカミどもにあげる、ごちそうなのです。おいしい肉もあるし、かみごたえのする、かたい骨もありますよ。けれども、これに、むしゃぶりつくカブは、やわらかい肉ばかりでなく、かたい骨もよく、かみくだき、脂身やあぶらのない赤身と一緒にきれいにたべおわるでしょう。

私はカブが、1食ごとに、喜んで食べ、からだを強くすることを望んでいます。

ウルフ・カブ隊のさだめ            The Law of the Wolf Cub Pack
1. カブは、オールドウルフに従う  The Cub gives in to the Old Wolf;
2. カブは、自分にまけない         The Cub does not give in to himself.

 ベーデン・パウエル     
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まだまだ成長過程で幼いようにみえるカブスカウト達でも毎回の活動の中で身体のみならず心や精神の成長を見せて私たち指導者も心打たれる事が度々あります。それは小さいけれど新たな挑戦に対し自分自身と戦っているからです。特に「カブは自分にまけない」という言葉は成長していくカブスカウト達に贈りたいことばでもあります。今のカブスカウトの「やくそく」と「さだめ」にはありませんが、私たち指導者もスカウト達に毎回あらたな挑戦を楽しくできるよう、活動を続けていきたいと思っています。今後とも皆様のご協力、ご支援をよろしくお願い致します。

ちなみに「カブ」とは動物の子供Cub(英語)で、「下部」ではありません。昔、立派なスカウトのことを「オオカミ(ウルフ)」と呼んでいた部族がいました。君たちは立派なスカウトになる子供だから、オオカミの子、ウルフ・カブだ、というところから来ています。 

 以上              




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